1/2ページ目 「今日は俺、早く帰ってこれると思うから。」 「…うん。」 「一緒に飯でも喰いにいかねぇか?」 「うん!楽しみにしてる♪」 「…行って来る。」 「いってらっしゃい。」 私たちはいつものように別れの口付けを交わした。 …その時はまだ、未来の事なんて分からなかったから。 だけど隼人は、夜になっても次の日になってもなかなか帰ってこない。 能天気なあたしでも、 さすがにおかしいと思い始めていた頃だった。 彼が消息を絶ってから…一日半。 ツナがあたしの家を訪れた。 ツナの後ろには山本君と京子のお兄さんが黒い背広で立っていた。 なんでか分からないけれど、 嫌な予感が、したんだ。 黒は不吉な色。 すなわち…死の象徴。 「獄寺君が俺なんかを庇って…そのまま…。」 あぁ 彼は自分の大切な人を 自らの命を投げ出して守ったのか。 隼人らしい、な… 「本当に俺…どうしたら…!」 「泣かないで、ツナ」 「でも…!!」 「隼人はツナにそんな顔をさせるために…こうしたんじゃないよ…?」 闇に沈む世界で 明日の保障なんてないけれど 人々はその明日の為に必死で生きていた。 私は1人の女… 明日が見えない世界の中で それでもあなたを愛した馬鹿な女なの。 「ねぇ………」 隼人、 恋愛はひとりじゃできない
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