Right?

゚。**━2013年05月28日(火)━**。゚
【やっぱり。こっちのブログやな。】


中学のとき。

少しの間だけ、仲良くしてくれた娘がいた。


ショートカットで目がとても大きく
、手がすこし震えてる
トロンボーンがうまい可愛らしい娘だった。





仲良くなったきっかけは覚えていないが
少しの間だけなのに
今でも色濃く思い出せた。


私は同時いじめられていて
それでも吹奏楽をやめれないでいたとき

そのトロンボーンの女の子は
私に分厚い分厚い本を貸してくれた。


私には読めそうにもなさそうな
長い文字の列だった。

「幸福の本」


確か...そんな名前だった気がする。

お馬鹿な私はもう、内容は覚えていないが。。


貸してくれた気持ちが何よりも嬉しかったのを覚えてる。



その娘のお家は美容院だった。

私は両親に頼み込んで初めて"美容院" と言うところに行ったのもこの娘
の家だったからだろう。








どうして、その娘を忘れないかと言うと
その貸してくれた本を返す時だった。


「これ。1日だけしか貸してあげれないけど。」


その娘が渡してくれたのは。
いつも鞄に着いていた
薄汚れた小さな袋だった。






「子供の時から、ずーぅっと離さず持ってるの。誰にも貸したことないから、効き目があるかどうかわからないけど。守ってくれると思う。」


彼女の震えた手から渡されたとき
彼女の手が凄く暖かくて驚いた。

同時にどうして私にそんな大切な物を持たせてくれるんだろうと。





正直、特に効き目はなかった。
それからもマイナス人生まっしぐらだったし、
今思えばあれは宗教で
私にはあの娘が女神のように思えたが
彼女が信じている神様を信じてはいなかったから。
当たり前と言えば当たり前なのだが。








その、小さな袋をあけると
とくに宝石と言うわけでもない
石が入っていた。



この石がどうだとか
神様がどうだとか

自分の幸せとか



なんにも考えずに

なんで、私に貸してくれたんだろう
ばかり考えて
一晩中握りしめていた覚えが

多分忘れられないんだろう。










私は依存する体質だし
洗脳されやすいタイプだけど

神様とか一度も信じられないんだよな。


目の前にいないからかな。




占い師みたいな人が目の前にいたら
すぐ洗脳されるのかな。






でも、人と長く付き合ったりできないな。








私ってほんとに
なんにも大切にできないやつだなって思う。









どうして。

そんなに仲良くない私に
あんな大切な物を持たせてくれたんだろぅ。






卒業式のときも
あの娘の鞄には小さなお守りがついていた。



23:28
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