手術は11時間で終わった。私の意識が戻ったのが術後1時間程が過ぎてから看護師に呼び掛けられてからだった。時間は夜8時半頃、その時の記憶はあまり無いが彼女がそばに居てくれたのは覚えている。あと口や鼻から呼吸が出来なかった事、声が出なかった事、体中が痛かった事等うっすらと覚えてる。翌朝、看護師が体を拭きに来てくれた。私は動けない・・・・・ 恥かしい・・・・・・ 体の隅々まで念入りに拭かれた・・・・・・・ 私の息子までも念入りに・・・・・・・ しかも若い女の看護師に・・・・・・・・・ とにかく恥かしかった。 私は自分で痰を出す事が出来なかった。鎖骨の付根の直ぐ上辺りに穴が開いていて、そこに直径1cm強の呼吸用のチューブが入っている。そこで呼吸している状態だった。その痰を看護師を呼んでから吸引器で吸取ってくれるのだが、これがかなり苦しくて辛い。とにかく噎せ返るのだ。そして噎せて咳込んだ時に切った腹部にひびきかなり痛い。約1時間に一回のペースで痰が絡んで苦しくなり、その都度取ってもらう。かなり苦痛だ。切開部や舌の痛みは、痛み止めが効いているからか手術前に比べるとたいした痛みでは無かった。同じ薬を服用しているのに何故かなと思っていた。ただ、腹部、首回り、舌から喉にかけてと、痛い部分が数か所あって、身体に全く力が入らないのが辛かった。 写真は切取った後の腹部のです。小さくて白い糸で縫って有る様に見える物は糸では無く、ホッチキスの芯みたいな物です。首には、耳の裏から顎の真中辺り迄大きく弧を描く様に切開してあり、弧の中間辺りから鎖骨までも切開しています。ヤッパリそこにもホッチキスの芯みたいな物で止めて有りました。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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